オフィスではなく、在宅勤務で仕事をするエンジニアは増えています。価値観やライフスタイルに合った働き方を叶えたいなら、在宅勤務で仕事をするメリットをきちんと理解しておくことも必要でしょう。

在宅勤務のメリットの1つは、通勤時間を有効活用できることです。仕事場まで1時間程度、あるいはそれ以上の時間をかけて通勤している人は、それほど珍しくありません。そして、通勤中はやれることがかなり制限されてしまいます。一方在宅勤務にすれば、通勤にかけていた時間がそのまま自由時間になります。さらに、行動の選択肢も一気に広がります。掃除や洗濯をして心を落ち着けたり、軽くジムで汗を流すのも、集中力アップにつながります。有限な時間を効果的に使うキッカケになるでしょう。

もう1つのメリットは、自分好みの労働環境を作れることです。一般的なオフィスでは、社員は全員同じPC、モニタ、デスク、椅子で仕事を行います。しかし、ときにそれらが自分の目的や好み、体型に合わないこともあるでしょう。そういったズレは、着実に仕事の生産性を下げていきます。また、オフィスには多様な人が集まるので、室温を暑いと感じるか寒いと感じるかの個人差も激しく出がちです。汗をダラダラかきながら、あるいはガタガタと震えながら仕事をするリスクも否定できません。その点、在宅勤務は機器も部屋の環境も、自分にとって最適なものを追求しても問題ないので、快適な労働環境を手に入れることができます。